読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

新聞広告のお試し

新聞広告やチラシのおすすめ情報です。

真夜中のタクシー 沖縄の怖い話

まさたか@福岡空港です。少し暇なので、なんとなく沖縄の怖い話について書こうかと思ったので投稿してみます。

 沖縄は第二次世界大戦の激戦区でもあり、大戦中は沢山の方々がなくなりました。とりわけ南部の戦闘は激しかったそうで、当時は米軍の捕虜にならないために自ら命を絶つ方々が沢山いました。特に糸満の摩文仁海岸辺りは有名で、断崖から身を投げる人が後を絶ちませんでした。

 私の先輩にタクシーの運転手(K:42歳)がおりまして、今からの話は5年前に彼からから聞いた話になります。

Kは大学を中退後、タクシーの運転手として勤務してきました。沢山のお客さんの相手をしてきた中に、Kには忘れられない女性の客がいました。
 梅雨が明けた頃のある日、沖縄中部にある北谷の町で乗車する客を探していると、道端でも一人の女性が手をあげているのが目にとまりました。既に時刻は真夜中になっており、少しフラついていたようでしたので、最初は飲みすぎた女性かと思っていたそうです。その日は雨も降っており、その女性は傘をもっていなかったので、髪は濡れていました。

K:「どちらまででしょう」

 女性:「糸満方面までお願いします」

K:「遠いですね。5000円くらいはかかってしまいますが大丈夫ですか・・・。」

そんな会話をしているときに、Kは少し空気がひんやりしたのを感じたそうです。

 車をどんどん走らしていくと、糸満の市街に到着しました。

 k:「家はこの辺りでしょうか」
 女性:「いえ、もう少し海側になります」

 時々、女性がか細い声で唸っていたので、心配をしていた半分、何か嫌な感じがしていたそうです。女性の指示通りに車を進めていくと、やがて市街を抜け、南部の岬にやってきました。もう夜中の2時になっており、辺りは真っ暗です。砂利道でしたので、タクシーが揺れると同時に女性が唸り声をあげます。Kが心配して何か事情があるのか問い詰めようとしたところ、急に道が開けて真っ黒の海が見えました。

すると女性が「ウワァァァァァァァァ!!!」と奇声を発して、窓を激しく叩き始めました。急いでドアを開けて後方座席に回ったKでしたが、時既に遅く、その女性は海岸を目掛けて一目散に走り始めていました。「ザバーン」という音が聞こえたそうので、その女性は夜の海に飛び込んだようです。

 少しの間、放心状態になったKでしたが、すぐに警察を呼んだそうです。
 海上保安隊にも救助を依頼しましたが、その女性はいまだ見つかっていません。その女性は生きていたんでしょうか?何かに取り憑かれていたのでしょうか?彼女に何があったのか、分からないままです。

 地元の友人に聞くと、結構こういうことがあるそうです。というわけで皆さん、沖縄の海は危ないです。真っ白い手に引きずられそうになったとか、そんな話が後をたちません。特に夜間に南部の海で泳ぐのはやめたほうがいいです。取り憑かれます。

 乱文失礼いたしました。最後まで読んでいただいて、ありがごうざいました。